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PS4冷却ファン掃除【PS5/PS3比較】冷却方法と装置も解説

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PS4の冷却ファン掃除の方法が分からずお困りではありませんか?ゲームプレイ中に「いつもよりファンがうるさいな」と感じた時、それは本体内部に熱がこもっているサインかもしれません。適切なps4冷却方法を実践しないと、パフォーマンスの低下や故障の原因にも繋がります。この記事では、誰でもできる基本的なps4冷却ファン掃除の手順から、おすすめのps4冷却装置の選び方、さらには旧世代機のps3や次世代機のps5との冷却システムの比較まで、幅広く解説していきます。

  • PS4のファンがうるさくなる主な原因
  • ファン掃除をしないことで起こりうるリスク
  • 初心者でもできる基本的な掃除の手順と熱対策
  • PS3やPS5との冷却システムの世代間比較
目次

PS4の冷却ファン掃除と適切なps4冷却方法【PS5/PS3比較】

  • PS4のファンがうるさくなる主な原因とは
  • ファン掃除をしないと起こる3つのリスク
  • 自分でできるファン掃除の基本的な手順
  • 設置場所に一工夫!簡単な熱対策
  • おすすめのps4冷却装置の選び方
  • 扇風機やサーキュレーター活用の是非

PS4のファンがうるさくなる主な原因とは

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PS4のファンがうるさくなる主な原因は、本体内部に溜まったホコリです。PS4は内部の熱を外部に逃がすために冷却ファンを搭載しており、空気を取り込む吸気口と、熱を帯びた空気を排出する排気口が備わっています。しかし、長期間使用していると、室内のホコリが空気と一緒に入り込み、ファンやヒートシンク(放熱板)に付着してしまうのです。

ホコリが溜まると、空気の流れが阻害されてしまいます。その結果、内部の熱を効率的に排出できなくなり、本体の頭脳であるCPUの温度が上昇します。 PS4はCPUの温度を一定に保とうとするため、熱を冷まそうとファンを高速で回転させる必要が出てきます。この高速回転こそが、「ゴオォォ」という騒音の正体なのです。

特に、グラフィックの処理が重いゲームをプレイしている際はCPUに大きな負荷がかかり、発熱量も増加します。 そのため、通常時よりもファンが高速で回転し、音が大きくなる傾向があります。他にも、風通しの悪い場所に設置したり、直射日光が当たる場所で使用したりすることも、本体内部に熱がこもりやすくなる原因となります。

ファンがうるさくなる原因まとめ

ホコリの蓄積による排熱効率の低下が、ファンを高速回転させる一番の原因です。つまり、定期的な掃除と適切な設置環境を整えることが、静音化への第一歩と言えるでしょう。

ファン掃除をしないと起こる3つのリスク

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PS4の冷却ファンや通気口の掃除を怠ると、単に動作音がうるさくなるだけでなく、様々なリスクを引き起こす可能性があります。快適なゲームライフを長く続けるためにも、どのような危険性があるのかを理解しておくことが重要です。

リスク1:パフォーマンスの低下と熱暴走

前述の通り、内部に熱がこもるとPS4は性能を維持するためにファンを高速回転させます。しかし、それでも冷却が追いつかない場合、「熱暴走」と呼ばれる現象が発生することがあります。これは、CPUが高温になりすぎるのを防ぐための自己防衛機能です。

熱暴走が起こると、ゲームのフレームレートが急激に低下して映像がカクカクになったり、最悪の場合、突然電源が落ちてセーブデータが破損するといった深刻な事態に繋がる可能性も否定できません。大切なプレイ記録を一瞬で失うことにもなりかねないのです。

リスク2:騒音のさらなる悪化

ホコリが溜まり続けると、ファンの回転はさらに高速化し、騒音もどんどん大きくなっていきます。ゲームのBGMやセリフが聞こえにくくなるほど音が大きくなることもあり、プレイへの集中を妨げる大きな要因となります。静かな環境でじっくりとゲームを楽しみたい方にとっては、この騒音問題は非常に大きなストレスとなるでしょう。

リスク3:本体の故障と寿命の短縮

継続的に高温状態にさらされることは、PS4内部の電子部品にとって大きな負担です。熱は部品の劣化を早める主な原因であり、長期間放置すればCPUやその他の重要なパーツが物理的に故障してしまう可能性があります。

一度故障してしまうと、修理には高額な費用がかかるか、もしくは買い替えが必要になることも考えられます。定期的なメンテナンスは、結果的にPS4本体の寿命を延ばし、長く愛用するための重要な投資と言えるのです。

掃除をしないことの危険性

「少し音がうるさいだけ」と軽視していると、パフォーマンスの低下からデータの破損、最終的には本体の故障へと繋がる恐れがあります。手遅れになる前に、定期的なケアを心がけましょう。

自分でできるファン掃除の基本的な手順

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専門的な知識がなくても、自分でできる範囲でのファン掃除はPS4の健康を保つ上で非常に効果的です。ここでは、本体を分解せずに行える基本的な掃除手順を紹介します。作業を始める前には、必ずPS4の電源を切り、電源ケーブルやHDMIケーブルなど、全てのケーブルを抜いておきましょう。

用意するもの

  • エアダスター:ノズルから強力な空気を噴射し、ホコリを吹き飛ばします。
  • 掃除機:吹き飛ばしたホコリや、吸気口周りのホコリを吸い取ります。ノズルが細いものが便利です。
  • 乾いた布やマイクロファイバークロス:本体表面の汚れを拭き取ります。
  • 綿棒:細かい部分のホコリを取り除くのに役立ちます。

掃除の手順

  1. 表面のホコリ除去
    まず、乾いた布やハンディモップで本体表面全体のホコリを優しく拭き取ります。
  2. 通気口のホコリを吹き飛ばす
    PS4の側面や背面にある通気口(吸気口・排気口)に向けて、エアダスターを噴射します。内部のファンやヒートシンクに付着したホコリを外部に吹き出すイメージです。この際、ホコリが舞い散るため、屋外や換気の良い場所で行うことをお勧めします。
  3. 浮き出たホコリを吸い取る
    エアダスターで吹き飛ばして通気口付近に浮き出たホコリや、取り切れなかったホコリを掃除機のノズルで吸い取ります。 内部の部品を傷つけないよう、掃除機のノズルを強く押し付けすぎないように注意してください。
  4. カバーを外してファンを掃除(初期型・Proの場合)
    初期型PS4(CUH-1000番台など)やPS4 Proは、工具を使わずに本体上部のカバー(HDDベイカバー)をスライドさせて取り外すことができます。カバーを外すと冷却ファンの一部が見えるため、そこに直接エアダスターを噴射し、掃除機でホコリを吸い取ることで、より効果的に清掃が可能です。
  5. 端子部分の清掃
    USBポートやHDMIポートなどの端子部分もホコリが溜まりやすい場所です。 エアダスターでホコリを吹き飛ばし、必要であれば綿棒で優しく掃除しましょう。

私の場合、この簡単な掃除を数ヶ月に一度行うだけで、ファンの音はかなり静かになりました。特にエアダスターで内部のホコリを吹き飛ばす工程は効果絶大ですよ。

設置場所に一工夫!簡単な熱対策

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冷却ファンの掃除と合わせて行いたいのが、PS4本体の設置場所の見直しです。少しの工夫で空気の流れ(エアフロー)を改善し、熱がこもりにくい環境を作ることができます。コストをかけずに今すぐ実践できる簡単な熱対策を紹介します。

壁や障害物から距離をとる

最も基本的で重要なのが、PS4の周囲、特に背面と側面の通気口を塞がないことです。テレビ台の狭いスペースや壁際にぴったりとつけて設置すると、熱を帯びた空気が排出されず、内部に滞留してしまいます。 最低でも壁から10cm以上は離し、空気の通り道を確保するようにしましょう。

風通しの良い場所に置く

締め切った棚の中や、布などで覆われた場所への設置は避けましょう。 できるだけオープンなスペースに置くことで、自然な空気の流れが生まれ、冷却効率が高まります。床に直接置くとホコリを吸い込みやすくなるため、少し高さのある場所に設置するのが理想的です。

縦置きスタンドを活用する

PS4は横置きよりも縦置きの方が、設置面積が少なくなり、空気と触れる面が広くなるため、放熱効率が上がると言われています。専用の縦置きスタンドを使用すれば、安定して設置できるうえ、本体下部にも空気の通り道が生まれるため、さらに冷却効果が期待できます。

10円玉やボトルキャップで隙間を作る

豆知識:熱伝導を利用した冷却法

横置きの場合、本体の四隅に10円玉やペットボトルのキャップなどを挟んで少し浮かせるだけでも、底面に空気の通り道ができて熱がこもりにくくなります。 特に熱伝導率の高い10円玉(銅)は、本体の熱を吸収して放熱する効果も期待できるという情報もあります。

これらの対策は、どれも手軽に始められるものばかりです。掃除と併せて実践することで、PS4の熱問題を大幅に改善できるでしょう。

おすすめのps4冷却装置の選び方

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基本的な熱対策を行ってもまだファンの音が気になる場合や、長時間のゲームプレイで熱暴走が心配な場合には、専用の「ps4冷却装置」の導入が有効です。ここでは、主な冷却装置の種類と、自分のプレイスタイルに合った製品の選び方を解説します。

冷却装置の主なタイプ

PS4用の冷却装置は、主に以下のタイプに分けられます。それぞれにメリット・デメリットがあるため、特徴を理解して選びましょう。

タイプ 特徴 メリット デメリット
縦置きスタンド型 PS4本体を縦に設置するスタンドに冷却ファンが内蔵されているタイプ。 ・省スペースで設置できる
・コントローラー充電機能やソフト収納が付いた多機能な製品が多い
・縦置きになるため安定性に欠ける場合がある
・対応モデル(通常/Slim/Pro)の確認が必要
横置きパッド(ノートPCクーラー)型 PS4本体の下に敷く板状の冷却装置。複数のファンで底面から送風する。 ・安定した横置きが可能
・PS4以外のノートPCなどにも流用できる
・冷却性能が高い製品が多い
・設置にある程度のスペースが必要
・製品によってはファンの音が大きい場合がある
外付け(取り付け)型 PS4本体の排気口などに直接取り付けて、内部の熱を強制的に排出するタイプ。 ・コンパクトで場所を取らない
・内部の熱を直接排出するため冷却効率が高い
・対応モデルが厳密に決まっている
・取り付けに手間がかかる場合がある

選び方のポイント

  1. 設置方法で選ぶ
    まず、ご自身の部屋のレイアウトやPS4を置いているスペースに合わせて、縦置きか横置きかを決めましょう。省スペース性を重視するなら縦置きスタンド型、安定性や汎用性を求めるなら横置きパッド型がおすすめです。
  2. 機能性で選ぶ
    冷却機能以外にも、コントローラーの充電スタンド、USBハブ、ゲームソフトの収納ラックといった付加機能を持つ製品が多くあります。 PS4周りをスッキリさせたい場合は、こうした多機能モデルを選ぶと良いでしょう。また、ファンの回転数を調整できる機能や、静音性の高いファンを搭載したモデルかもチェックしたいポイントです。
  3. 対応モデルを確認する
    PS4には初期型、Slim、Proと3つのモデルがあり、それぞれ本体サイズや排気口の位置が異なります。 特に縦置きスタンド型や外付け型は、特定のモデルにしか対応していない場合がほとんどです。購入前には、必ず自分の持っているPS4のモデルに対応しているかを確認してください。

扇風機やサーキュレーター活用の是非

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「専用の冷却装置を買うほどではないけれど、手軽に冷却効果を高めたい」と考えたとき、家庭にある扇風機やサーキュレーターを使えないかと思う方もいるでしょう。ここでは、その効果と注意点について解説します。

効果は期待できるが限定的

結論から言うと、PS4本体に扇風機などで直接風を当てることは、ある程度の冷却効果が期待できます。 本体の表面温度を下げ、周囲の熱がこもるのを防ぐ助けにはなります。特に、室温が高い夏場などには有効な手段の一つと言えるでしょう。

サーキュレーターを使って部屋全体の空気を循環させ、PS4周辺の熱が滞留しないようにするのも効果的です。

活用する上での注意点

一方で、扇風機やサーキュレーターの利用にはいくつかの注意点があります。

  • ホコリを吸い込みやすくなる可能性
    扇風機で風を送るということは、同時に室内のホコリもPS4の吸気口に送り込んでしまうことになります。フィルターのない扇風機の風を直接当て続けると、かえって内部にホコリが溜まりやすくなり、長期的には冷却効率を下げてしまう可能性があります。
  • 冷却効率は専用装置に劣る
    扇風機はあくまで本体周辺の空気を動かすだけです。内部の熱を効率的に排出するために設計された専用の冷却装置と比較すると、その効果は限定的です。
  • 設置スペースと騒音
    当然ながら、PS4の近くに扇風機を置くためのスペースが必要です。また、扇風機自体の動作音が、ゲームへの没入感を妨げる可能性もあります。

扇風機活用の結論

扇風機やサーキュレーターは、あくまで応急処置や補助的な冷却手段として捉えるのが良いでしょう。根本的な解決を目指すのであれば、やはり内部の清掃や専用の冷却装置の導入が最も効果的です。

ps4冷却ファン掃除の注意点とps4冷却装置の進化

  • ps4冷却ファン掃除の最適な頻度は?
  • 分解は自己責任!保証が切れる可能性
  • 旧世代機ps3の冷却問題との違い
  • 次世代機ps5の冷却システムとの比較
  • ps4冷却方法の最終手段、業者への依頼
  • まとめ:ps4冷却ファン掃除とps3/ps5の冷却方法・装置総括

ps4冷却ファン掃除の最適な頻度は?

PS4の冷却ファン掃除の最適な頻度は、使用環境やプレイ時間によって大きく異なります。一概に「この期間ごと」と断定することは難しいですが、一般的な目安を理解しておくことは大切です。

例えば、以下のような環境ではホコリが溜まりやすいため、より頻繁な掃除が推奨されます。

  • ペット(犬や猫など)を飼っているご家庭
  • 喫煙者がいる環境
  • カーペットやラグを敷いている部屋
  • 窓を開けることが多く、外のホコリが入りやすい

こうした環境では、3ヶ月に1回程度の簡単な清掃(エアダスターでのホコリ飛ばしなど)を行うのが理想です。一方で、比較的クリーンな環境で使用している場合でも、半年に1回から1年に1回は通気口の状態をチェックし、ホコリが目立つようであれば掃除をすることをおすすめします。

また、期間だけでなく、PS4からのサインに気づくことも重要です。

  • 以前よりもファンの音が明らかに大きくなった
  • ゲーム中に処理が重くなる(カクつく)ことが増えた
  • 本体が異常に熱くなっている

これらの症状が見られたら、それは掃除が必要なサインです。期間にかかわらず、速やかにメンテナンスを行いましょう。

分解は自己責任!保証が切れる可能性

インターネット上では、PS4を完全に分解して内部のヒートシンクやファンを直接清掃する方法が紹介されていることがあります。 確かに、この方法は最も効果的にホコリを除去できますが、非常に高いリスクを伴うことを理解しなければなりません。

分解に伴う重大なリスク

PS4の本体背面などには、「分解禁止シール」が貼られています。このシールを剥がしたり、傷つけたりした時点で、メーカーの公式保証の対象外となります。 たとえ保証期間内であっても、公式の修理サービスを受けられなくなるのです。

さらに、分解作業中に内部のケーブルを断線させたり、基板を傷つけたりして、PS4を完全に故障させてしまう可能性も少なくありません。精密機器の分解には専門的な知識と工具が必要であり、安易に行うべきではないのです。 基本的には、メーカーが想定しているHDDの交換などを除き、ユーザー自身が分解することは推奨されていません。

どうしても内部の本格的なクリーニングが必要だと感じた場合は、後述する専門の修理業者に依頼することを強くお勧めします。

旧世代機ps3の冷却問題との違い

PS4の冷却問題を語る上で、旧世代機であるPlayStation 3(特に初期型)の熱問題は避けて通れません。PS3では「YLOD(Yellow Light of Death)」と呼ばれる、熱が原因で発生する深刻な故障が多発しました。

YLODは、起動しようとすると電源ランプが緑から黄色、そして赤の点滅に変わり、起動しなくなるという症状です。 これは主に、CPUやGPUといった半導体チップの熱によって、基板のはんだが劣化・剥離してしまう「はんだクラック」が原因で起こるとされています。

PS4では、このPS3での教訓を活かし、冷却設計が大幅に改善されています。省電力化されたチップの採用や、より効率的なエアフロー設計により、YLODのような致命的な故障は起こりにくくなりました。

しかし、設計が改善されたとはいえ、PS4も高性能なゲームを動かすために多くの熱を発生させることに変わりはありません。 PS3ほどの致命的な故障リスクは低いものの、熱によるパフォーマンス低下や寿命の短縮を防ぐために、PS4でも定期的な清掃や熱対策が重要であることに変わりはないのです。

次世代機ps5の冷却システムとの比較

PS4からPlayStation 5への進化は、処理性能だけでなく冷却システムにおいても目覚ましいものがあります。PS5がなぜあの大きなサイズになったのか、その理由の多くは革新的な冷却機構にあります。

PS5の冷却システムにおける最大の特徴は、TIM(サーマルインターフェースマテリアル)として「液体金属」を採用したことです。 TIMとは、CPUなどの半導体チップとヒートシンク(放熱板)の間に塗り、効率よく熱を伝えるための素材です。PS4や多くのPCでは一般的にサーマルグリスが使用されますが、液体金属はそれよりもはるかに高い熱伝導率を誇ります。

この液体金属の採用により、PS5はAPU(CPUとGPUを統合したプロセッサ)から発生する大量の熱を、巨大なヒートシンクへ効率的に伝えることが可能になりました。 これにより、長期的に安定した高い冷却性能を実現しています。

さらに、PS5は直径120mm、厚さ45mmという非常に大型のシロッコファンを搭載し、本体の両面から大量の空気を取り込んで内部を冷却します。 このように、PS5はPS4と比較して、コストとサイズをかけてでも冷却性能を最優先した設計思想になっていることが分かります。これにより、高負荷時でもPS4より静かな動作音を実現しているのです。

PS5の分解映像を見ると、その冷却機構の複雑さと巨大さに驚かされます。まさに熱との戦いの歴史が、次世代機の設計に活かされているのですね。

ps4冷却方法の最終手段、業者への依頼

自分で掃除をしてもファンの音が静かにならない、熱暴走が頻繁に起こる、あるいは分解清掃のリスクを負いたくないという場合、最終手段として専門の修理業者に依頼するという選択肢があります。

業者に依頼するメリット・デメリット

メリット デメリット
メリット ・専門家が安全かつ確実に内部を清掃・メンテナンスしてくれる
・自分ではできないCPUグリスの塗り直しなども依頼できる
・分解による故障のリスクがない
・原因がホコリ以外(ファンの故障など)の場合も対応してもらえる
・費用がかかる(数千円~1万円以上が相場)
・修理期間中はPS4で遊べない
・非正規の業者に依頼した場合、以降メーカー保証は受けられなくなる

業者選びのポイント

PS4のメンテナンスを依頼できる業者は、大きく分けて「メーカー(ソニー公式)」と「非正規の修理専門店」があります。

  • メーカー公式サポート
    保証期間内であれば、まず公式サポートに連絡するのが基本です。安心感は最も高いですが、保証期間が過ぎていると修理費用が比較的高額になる傾向があります。また、データの初期化が行われる可能性がある点にも注意が必要です。
  • 非正規の修理専門店
    ゲーム機専門の修理店や、スマートフォンの修理なども手掛ける店舗があります。 メーカーよりも安価でスピーディーに対応してくれる場合が多いのが魅力です。内部クリーニングだけであれば、データもそのままで作業してくれるところがほとんどです。 選ぶ際は、修理実績が豊富か、料金体系が明確か、口コミの評判は良いかなどを事前にしっかり確認しましょう。

大切なPS4を長く使い続けるために、自分での対応が難しいと感じたら、無理をせずプロに任せることも賢明な判断です。

まとめ:ps4冷却ファン掃除とps3/ps5の冷却方法・装置総括

  • PS4のファンがうるさくなる主な原因は内部のホコリ
  • ホコリが溜まると排熱効率が低下しファンが高速回転する
  • 掃除をしないとパフォーマンス低下や熱暴走のリスクがある
  • 最悪の場合、突然のシャットダウンや本体故障に繋がる
  • 自分でできる掃除はエアダスターや掃除機で通気口を清掃する
  • 分解を伴わない掃除でも大きな効果が期待できる
  • 熱対策として壁から離し風通しの良い場所に設置することが重要
  • 縦置きスタンドや10円玉で底面に隙間を作るのも有効
  • 冷却効果を高めるには専用のps4冷却装置がおすすめ
  • 冷却装置には縦置きスタンド型や横置きパッド型などがある
  • 自分のPS4モデルに対応した製品を選ぶ必要がある
  • 扇風機の利用は補助的効果はあるがホコリを吸い込むリスクも伴う
  • 掃除の頻度は環境によるが半年から1年に1回が目安
  • 分解清掃はメーカー保証が無効になるため自己責任で行う
  • 旧世代機ps3では熱によるYLODという致命的な故障が多発した
  • 次世代機ps5は液体金属や大型ファンで冷却性能が飛躍的に向上した
  • 自力での改善が難しい場合は専門業者への依頼が最終手段
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